風情漂う街並みの印象が先行しがちな奈良ですが、実はおいしい食材の宝庫。地元の方でも知らない美味しさがまだまだたくさんあります。
また食材だけではなく、奈良を地元の皆さんと一緒に盛り上げたいという想いもあります。
地元の商店とコラボして、ここにしかない“奈良イタリアン”をお届けします。
「奈良の美味しい食材を使うこと」。それは「バンブーノ」のコンセプトであり、“奈良イタリアン”の一番大切な想いでもあります。
ほぼすべてのメニューで使われる野菜は自家農園での有機野菜を主に使い、奈良ならではのイタリアンを守り続けています。
シェフが丹精込めて育てた有機野菜と奈良県産の季節野菜。
野菜そのもの、自然の味わいを楽しむならバーニャカウダがおすすめです。
料理を通して、「奈良にもこんなに美味しいものがあるんだ」と実感していただけると幸いです。
人気のバーニャカウダはこちら
銘茶「大和茶」の粉末・魚油配合の良質な飼料を与えた、若い親鶏から産まれる卵のみを使用した“大和なでしこ卵”。
コク深い味わいを感じる卵です。
雄大な奈良の自然の中、こだわりを持って育てたきのこは味･香り・歯ごたえが良く、どの料理にもアクセントを添えてくれます。
日本酒発祥の地、奈良にある老舗酒蔵・春鹿醸造元さんの酒粕を使用した“奈良町パスタ”は、クリームソースと酒粕の豊かな風味に仕上げています。
春鹿醸造元 [今西清兵衛商店]
〒630-8381 奈良市福智院町24-1
TEL.0742-23-2255
公式ホームページ
猿沢池から200mくらいの距離、ならまちの老舗茶屋・田村青芳園さんのほうじ茶をソースに加え、風味豊かな味わいに仕上げたパスタです。
田村青芳園茶舗
〒630-8363 奈良市勝南院町18
TEL.0742-22-2833
公式ホームページ
奈良でイタリア料理店を営む中、バンブーノの元々のコンセプトである「奈良の食材を使ったイタリア料理」、そこに奈良で育まれた「奈良ならではの郷土料理」のエッセンスをプラスして、「奈良のことを愛してもらえるイタリア料理」をお届けしたいと思うようになりました。
料理だけではなく食材やそれを育てる人々も含めて、奈良のことをもっと知って欲しい、地元の方も知らない奈良の美味しさや魅力を、日本そして世界の人に知っていただき、好きになって欲しい。そんな料理への想いを“奈良イタリアン”という言葉に込めました。
今いちばん幸せを感じること、それはバンブーノを訪れる方一人一人が奈良の魅力を知っていただき、少しずつですがその和が広がっていることを実感していることです。
これからの料理人生、この“奈良イタリアン”の実現を目指し、この和をもっと広げられるよう、ひと皿ひと皿大切にお届けしたいと思います。
竹野 公浩
Kimihiro Takeno
1978年生まれ、奈良県出身。食堂を営んでいた父親の背中を見て育ち、自然と料理の道を志した。コック服に憧れがあったことから、大学卒業後、洋食店に就職し料理人人生をスタート。その後、フランス料理、カフェ、イタリア料理などのお店で腕を磨き、2012年3月ならまちエリアにて「バンブーノ」をオープン。
